猫の鳴き声が「んー」という場合は飼い主を信頼している証拠

猫の鳴き声が「んー」というのは信頼の証拠

猫を見ていると心が和む方、いらっしゃいますよね。中には、猫カフェなんて行って、心をリラックスさせている方もいると思います。

猫の鳴き声を聞いていて、「んー」という鳴き声が耳に付く、猫がどんな気持ちの時にそんな声を出しているのだろう?答えが気になると思います。

●自分が仲良くしている相手に対して、「んー」という鳴き声を出す

猫が「んー」という鳴き声を出す相手ですが、自分が仲良くしている相手、気持ちを許している相手に対してそのような鳴き声を出します。イコールあなたに対して、信頼している、甘えたいという気持ちも含まれていると思います。

ひょっとしたら、あなたにナデナデして欲しいなどの合図かもしれません。そんな風に鳴いて来たら、一緒にいてスキンシップをして見るのも、より親密な関係を築けると思います。

猫のんーという時の気持ちと短いんーの鳴き声について

猫の鳴き声を良く観察して見ると、「んー」と長い鳴き声の時もあれば、短い「んー」
と鳴く時もあります。その時の猫の気持ちは、「あなたの事、お友達だと思っている」と、そう鳴きながら近づいて来るのなら、「仲良くしたい、平和か関係を築きたい」という気持ちを行動で示しています。

●短い「んー」という鳴き声を発生する時は、「あなたの事好き」「お友だちになって」など相手に対して好きという感情を示している

猫同士でも、また飼い主に対しても上記の様な鳴き声を猫は発生していると思います。あなたもそのような鳴き声を何度も聞いているかもしれませんが、それはあなたに対して、良い感情を示している証拠です。「私の事好きなんだ」と自信を持って良いと思います。

●「んー」と鳴きながら近づいて来た

そのような行動を取って来たら、「私と仲良くして欲しい」「喧嘩はしたくない」「平和に暮らそうよ」など、好きという感情にプラスされて、平和な関係を築き上げたいという感情の現れです。人もそうですが、猫同士でも似たような事をしています。

猫が鳴くのはこんな理由があるから

猫が好きな人。外で見かける野良猫も鳴いている姿を見かけると可愛いけれど、どうしてそんな風に鳴くのか、何か理由があるのか?と不思議に思いますよね。どうして猫は鳴き声を発生するのでしょうか。

●相手に何かを伝えたいから鳴く

どうして猫が鳴くのか。その理由ですが、飼い主や猫同士、もしくはカラスなどの小動物に向かって、何か発したいメッセージがあるから、鳴きます。

あなたは恐らく猫を飼っている側の人間だと思います。もしくは、外で野良猫を見かけているのかもしれません。どちらの状況であれ、あなたに「お腹が空いたからご飯を頂戴」であったり、なんだかのメッセージが猫から発せられています。それを、猫の鳴き声で判断出来たら、飼い主としては、猫とのコミュニケーションもより円滑になって来ると思います。

猫も敵に対して威嚇する事もあります。その時も特定の声を発しています。猫の鳴き声にも、色んなメッセージが含まれています。

んーの他にもある猫の色々な鳴き声

猫の鳴き声も様々な物があります。「んー」という鳴き声以外にも、「ニャッ」と鳴くこともあれば、「ニャーン」と鳴くこともありますよね。

●「ニャッ」の場合は相手に対する挨拶です

猫の表情も特に不機嫌で無いのであれば、それはただ単なる挨拶になります。挨拶なので、あまり気にしなくても良いと思います。
ただ、短い「ニャッ」の場合は「辞めてくれ」みたいに、相手に対して不満を言いたい時です。気をつけましょう。

●「ニャーン」の場合はあなたに甘えたいサイン

この鳴き声を聞いたら、飼い主としては、「何?私に甘えたいの?」と抱きしめて上げたり、コミュニケーションを取って上げると良いと思います。猫側からしてみたら、「構って~」というサインなので、十分に可愛がってあげて下さい。

●「ニャオ」と鳴く時はあなたに何かして欲しい

この鳴き声をする時は、自分では出来ないので、あなたに何かして欲しい時です。餌が欲しいのかもしれないし、あなたにかまって欲しいサインは出しているのに、あなたが思い通りにかまってくれない。そんな時にこのような鳴き声を出します。

猫の鳴き癖を予防する方法について

少し飼っている猫の鳴き声が気になっています。自分が居ない時にもこんな風に鳴かれたら、もしかしたら近所迷惑になるかもしれないから、何か良い対処方法はないのかしら?

●生後2-3ヶ月の初期の段階で、しつけをする

あまり「しつけ」にこだわって、スキンシップを取らなすぎるのも問題です。あなたが出来る限りのスキンシップは取っていって、猫にストレスを与えない事も必要以上に鳴かない条件になってきます。遊べる時は十分に遊んであげて下さい。

ただ、この時期に「例え鳴いたからといって、全て猫の思い通りにはさせない」としつける事も大切です。人間の子供に対しても同じことが言えますが、なんでも思い通りにさせるのは正しいしつけとは言えません。この時期に正しくしつける事も余分な鳴き癖を出させない為に大切な訓練になります。

猫が「んー」という鳴き声を出す時ですが、どんな感情を内側に秘めているのか、詳細を上記の記事で説明してきました。納得の行くものでしたか?相手も猫ですので、日頃から十分なコミュニケーションをとって上げることも余分な鳴き声で悩まされない解決策になって来ます。ちゃんとコミュニケーションをとっていれば、それ程鳴き声にも悩まされない様です。しつけも大切ではありますが、スキンシップも怠らずに。