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モルモットの鳴き声の大きさ
モルモットはその愛らしさから、ペットとしての人気が高いです。
仕事に疲れて帰っても、あの愛らしさに出迎えられたらほっこりした気持ちになりますよね。
しかし、集合住宅に住んでいる人はモルモットの鳴き声の大きさが気になって、飼うことを悩んでいるというケースも少なくありません。
本来、モルモットは穏やかで大人しい性格をしています。
臆病で警戒心の強い動物なので、むやみに大きな鳴き声を出すことは多くありません。
その反面、仲間とのコミュニケーションとして鳴き声で会話をする性質があるので、思っていたよりはおしゃべりするという印象を持つこともあるでしょう。
気になる鳴き声の大きさですが、個体差はありますが、あまり大きな鳴き声というわけではありません。
生活音のある日中は特にそれほど気になるほどのボリュームではないですし、猫の鳴き声などに比べても小さいです。
モルモットは夜行性の動物なので、夜の鳴き声が気になるかもしれませんが、窓を閉めたり遮音カーテンを利用するなどの工夫で、十分に対策出来る範囲の声です。
近隣への迷惑が気になるなら、事前にモルモットを飼うことを報告しておくと、トラブルを防ぐことが出来るかと思います。
モルモットは鳴き声の大きさうるさくない!飼いやすいペット
モルモットの魅力と言うと、その可愛らしい見た目と飼い主に懐いてくれるという部分です。
先ほども説明したように、本来は臆病で警戒心の強い動物なので、確かに懐くまでには時間はかかります。
ですが、時間をかけて徐々に仲良くなれたら、その喜びは一層大きなものになりますよね。
名前を呼ぶとトコトコと近付いてきたり、飼い主の後ろをついてきたり、そんな姿を見せてくれます。
もっと懐くと抱っこをして優しく撫でてあげると、気持ち良さそうに手の中で眠るほど心を開いてくれるようになります。
モルモットの鳴き声は、小動物のとても小さな鳴き声を想像している人にとっては、予想以上のボリュームに感じるかもしれません。
ただ、犬や猫のようにいつも鳴いているという状況ではないので、一時的に鳴き声を出すという感覚です。
集合住宅の構造によっても違いはありますが、近隣への騒音もそれほど気になるものではないと思います。
モルモットの鳴き声の大きさが急に大きくなったときは
穏やかで大人しいはずのモルモットが、急に大きな声で鳴くようになったら、心配でもありますし近隣への騒音も気になりますよね。
もし突然大きな鳴き声を出すようなときは、何かに対して強い警戒を示していたり、飼い主に何かを訴えようとしていることが考えられます。
キーキー、キューキューという高くて大きな鳴き声は、警戒や興奮をしている状態で、不安を取り除いてあげるために原因を探してあげる必要があります。
体の調子が悪い、ということを訴えて鳴いていることもあります。
どのような理由であれ、大きな鳴き声を出さなくてはならない状況を、少しでも早く解決してあげて下さい。
大きく叫ぶような鳴き声の他にも、グルグル、グルルと低く鳴く場合も警戒している様子やストレスが感じられます。
大きな鳴き声のときには気付きやすいと思いますが、この低い鳴き声にも注意してあげるようにしましょう。
モルモットの鳴き声で気持ちが判断できる
モルモットは鳴き声の大きさというよりも、鳴き声の種類を変えてコミュニケーションを取ったり、気持ちを伝えようとする性質があります。
最初は聞き分けることが難しい場合もあると思いますが、モルモットと仲良くなるにつれて理解出来るようになってくるので、モルモットの気持ちを判断してあげて下さい。
●嬉しい、楽しいなど機嫌のいいとき
・キューキュー(甘えるような鳴き声)
・ピーピー
・フイフイ
・ホヨホヨ
・ホニョホニョ
・クック クック(歩いて散歩をしながら)
●餌が欲しい、遊んで欲しいなど要求があるとき
・クイクイ
・プイプイ
・プーイプーイ(強い要求)
・キュイキュイ
●怒りや警戒など、不満を感じている鳴き声
・グルグル(低い鳴き声)
・グルル(低い鳴き声)
・キーキー(高く大きなサイレンのような鳴き声)
・カチカチと歯を鳴らす
比較的小さめで高く、甘えるような鳴き声は、機嫌のいいときに聞かれることが多いです。
機嫌がいいときは、優しく見守ってあげましょう。
モルモットが低い声を出すときは、基本的に機嫌は良くありません。
何かしらの不満を抱いている状況なので、原因を取り除いてあげましょう。
モルモットの鳴き声の大きさが気になる時の対処法
そこまで大きな鳴き声ではないとしても、生活環境によっては鳴き声が気になる場合もあると思います。
モルモットの鳴き声が気になる場合は、やはり近隣への配慮として対処する必要があります。
モルモットに静かにしてもらうことは出来ないので、飼い主が対策を考えてあげて下さい。
●窓を閉める
基本的な対処法の一つです。
窓を閉めるだけでも、近隣への音の漏れ方はかなり違ってきます。
昼間は生活音でかき消されたり、留守にしている人も多いので気になりにくいですが、モルモットが活動的になる夜は、静かな空間に鳴き声が響くので、耳に入りやすくなります。
特に夜は配慮が必要なので、夏でも窓を開けないようにすることがベストです。
●カーテンを閉める
外が暗くなると当然のようにカーテンを閉めると思いますが、カーテンを閉めることも遮音効果があります。
布は音を吸収してくれる役割があるので、気になる場合はより厚いカーテンにしたり、遮音カーテンを取り付けるなどでより効果的な対処が出来ます。
●カーテン以外にも布を使う
カーテンだけではなく、壁にも布を張るとより一層の遮音が期待出来ます。
壁からも窓からも音を防ぐことで、モルモットがいつ鳴いてもこわくありませんね。