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髪を染め直ししたいなら期間をあけましょう
美容院で新しい髪型にしてみたはいいものの、なんとなくイメージが違うということを言い出せず、そのまま帰宅してしまったという経験のある方も少なくないのではないでしょうか?
私も以前、初めてのパーマをかけてもらった際に、パーマが少しゆるいなと感じながらもそのまま帰宅してしまい、後日あらためてかけ直してもらったという経験があります。
同じように、美容院で髪を染めてもらったのに、希望どおりにならなかったという場合も、基本的には髪を染め直してもらうことは可能でしょう。ですが、髪にかかるダメージを考えると、最低でも数日は空けてから染め直してもらった方が良いかと思います。
ほとんどの美容院では、仕上がりのイメージ違いなどによる再施術を無料で行ってくれる期間が設定されていますので、まずはそちらを確認してみましょう。たいていは一週間以内であれば再施術してくれる場合が多いですが、美容院によって違うケースもありますので、必ず個別に確認することをオススメします。
ここで覚えておきたいのが、髪全体の色の明るさを変えたい場合についてです。明るすぎる色を短期間で暗めに染め直しする分には問題ないのですが、逆にもっと明るめの色にする場合は、ブリーチ剤などを使って髪の色素を抜く作業が必要になるため、髪にかかるダメージが大きくなってしまう可能性もありますので、注意が必要です。
髪の染め直しをしてもらいたいときはきちんと伝えましょう
せっかく髪を染めてもらっても、なんだか色のイメージが違ったり、色ムラや色がすぐに落ちてしまったというような場合は、まずは早い段階で美容院に連絡を入れて、染め直しが可能であるかどうかを確認する必要があります。そのうえで、染め直しが可能な期間内にあらためて予約を入れましょう。
髪の染め直しを依頼する場合には、現在どのような状態であるのか、そしてどのように染め直してほしいのかを、わかりやすく伝えるようにします。もしも、イメージ違いなどでしたら、はじめに見た仕上がりの色見本や、参考にした雑誌の切り抜きなどを見てもらいながら、具体的にどのようにしてほしいのかを伝えましょう。
しかし、中にはもう一度髪を染め直してもらうことを、なかなか言い出せないという方もいるでしょう。髪色が気に入らないという理由だと、なんだか美容師さんのことを批判しているように思われてしまうのではないか、そもそも自分の髪質が原因なのではないかと考えてしまうことで、染め直してもらうことを遠慮してしまうという気持ちもわからなくはないですが、今後も同じようなことにならないためにも、気になる点はどんどん伝えるべきだと思います。
髪の染め直し期間を短くしたいのならトリートメントがオススメ
髪を染めること自体がすでに髪にとってダメージを与えているのですから、本来であればあまりにも短期間に染め直すことはあまりオススメできません。ですが、美容院で設定した無料で再手術してくれる期間を過ぎてしまうと、それ以降はまた染め直す分の料金がかかってしまいますので、どうしても早い段階で染め直しをしたいという場合には、なるべく髪に負担がかからないようにケアをしてあげる必要があります。
髪の染め直しをする際には、髪にタンパク質補うためにトリーメントを併用する方法があります。また、ヘアカラーのあとはどうしても髪がダメージを受けやすくなるため、普段から自宅でもトリートメントを使用することをオススメします。
色落ちした髪の染め直しするまでの期間はこのくらい
地毛が黒髪の方であれば、ヘアカラーしてからしばらく経つと、髪の根元の黒い部分が目立って、いわゆるプリン状態になりますよね。カラーの色味や明るさにもよりますが、大抵の場合は髪を染めてから1~2ヶ月程度でだんだんと根本の黒さや毛先の退色が目立ってくるようになります。
プリン状態が恥ずかしいと感じながらも、3ヶ月4ヶ月と美容院に行くのを先延ばしにしていると、今度はだんだんと髪全体の退色や痛んだ毛先が気になるようになりますので、ヘアカラーをしている場合はできれば2ヶ月に一度くらいの期間を目安に染め直しをすると良いかと思います。
髪の色が明るければ明るいほど、当然元の黒い地毛との差がハッキリとわかりますし、それだけ退色のスピードも早くなりますので、より早いサイクルで染め直す必要がでてきます。とくに夏場は紫外線の影響で髪もダメージを受けやすいため、その分退色も早くなります。季節によって髪の色を少し暗めにしたり、いつもよりも早めに美容院へ行くことも、髪を健やかに保つ秘訣となります。
髪の染め直しまでの期間を長くする方法とは
髪が思い通りのお気に入りの色に仕上がったら、今度はなるべく長くその状態を保ちたいですよね。髪の色持ちを考えると、やはり自分で染めるよりも、プロにお任せした方が良いでしょう。
市販のヘアカラーも年々進化していますので、自宅で色ムラなく手軽に染められる商品も増えてきましたが、そもそも美容院と比べて市販のヘアカラーが安いのには、理由があります。美容院では髪質や染める前の根本や毛先の状態に合わせて、パーツごとに微妙に色を変えることも可能ですが、市販の商品ではそれはできませんよね。そのため、根本から毛先まで髪全体を同じ色で染めることになるため、時間が経つとどうしても毛先の退色が目立てしまうようになるのが早いのです。
なるべくヘアカラーを長持ちさせるためには、美容院で染めてもらうことに加えて、いくつかの方法があります。
・専用のシャンプーで洗う
・少し暗めの色味にする
・髪を乾かしすぎない
・トリートメント剤を使う
美しい髪の女性は、それだけでも魅力的に映るものです。日頃からきちんと髪のお手入れをして、より美しく輝く髪を保ちましょう。