ピアスをイヤリングに変える手順。樹脂製パーツを使ってリメイク

ピアスからイヤリングに変える金具は樹脂製か金属製か

あなたはピアス派ですか?イヤリング派ですか?

イヤリング派という方、なかなかお気に入りのアクセサリーが見つからないと悩んでいませんか?

お店で見かけるアクセサリーも、ピアスなら可愛いものがたくさんあるのに…、そう思っているのであれば、ピアスを自分でイヤリングに変更しましょう。

それならまずはイヤリングの金具を選びです。

イヤリングパーツには、樹脂製のものと金属製のものがあります。

樹脂イヤリングは、ノンホールピアスと呼ばれるもので、透明の樹脂でてきていて、金属アレルギーがある人でも安心してお使いいただけます。

丸みを帯びた形をしていて、耳たぶを挟んで使います。

また、ピアスの穴がなくてもイヤリングの金具部分が透明で目立たないので、まるでピアスをしているように見えることでも人気です。

もう一方の金属製イヤリングは、メッキのものであれば手に入れることも簡単です。
種類はいろいろあり、昔ながらのネジバネで止めるタイプや、クリップのように挟むタイプ、リンコンが付いた痛くなりにくいタイプもあります。
ただし、金属アレルギーがある人にはおすすめできません。

イヤリング金具については100均や手芸屋さんで取り扱いがあるので、実際に手に取って確認することもできますし、ネット通販を利用する方法もあります。

ゴールドカラーやシルバー、くすんだ感じのゴールドなどのカラーもあるのであなたの好みや体質を考慮して選んでください。

ピアスを樹脂製パーツのイヤリングに変える時に必要な道具

気に入ったピアスを樹脂製パーツのイヤリングに変える時に必要な道具は、丸カンと呼ばれる丸い輪を付ける時に便利な、先の丸い丸ヤットコと呼ばれるペンチと、先が平たくてモノをつまみやすい平ヤットコの2本があれば基本的にはOKです。

これらのペンチも100均や手芸屋さんで買うことができます。

この先もピアスをイヤリングに変えていきたいという思いがあれば、2本持っておくととても使えると思います。

金具を切ることのできるニッパーがあれば長さの調整などもできますが、そのままのデザインいくなら、基本はヤットコ2本でOKです。

ピアスを樹脂製パーツのイヤリングに変える手順

ではここでは、ピアスを樹脂製パーツのイヤリングに変える手順をご紹介します。

まずは、ピアス金具についている丸カンをペンチで開いて隙間をあけます。

右利きであれば、右手に丸ヤットコ、左手に平ヤットコをもって押さえるとやりやすいと思います。

丸カンの輪のつなぎ目の両サイドをヤットコではさみ、両側に開くのではなく、左右にずらすイメージで隙間をあけます。

その隙間からピアスパーツをはずし、イヤリングパーツに替えたら、丸カンを元に戻して閉じます。

こちらもぎゅーっと両端から押すように閉じるのではなく、左右にずらして戻してください。

隙間をきれいにぴたりと閉じることができたら完成です。

丸カンを開けてピアスとイヤリングを交換して閉じるだけ。これなら簡単にできそうじゃないですか?

慣れるまでは多少時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえばものの1~2分で終わる作業です。お気に入りのアクセサリーを自分仕様に替えて、おしゃれを楽しみましょう。

金属製のイヤリングに変える方法も同じですので、ぜひ参考にしてくださいね。

ピアスはどんなものでもイヤリングにできるのか

最近気になるピアスをイヤリングにしたい!
どんなものでもイヤリングにできるの?とお思いのあなた、残念ですがイヤリングに変更できないものもあるのです。

先ほど紹介した丸カンが付いたデザインのものは基本的に金具の変更は可能です。

しかし最近人気のボタンのように平たいカボションと呼ばれるタイプのアクセサリーは、裏面に金具を貼り付けていることが多く、ピアス→イヤリングはもちろん、その逆にも変更できないものが多いです。

なので、そういったカボションアクセサリーを楽しみたい場合は、最初からイヤリングのものを選びましょう。

以前は、樹脂のパーツを使ったカボションの数が少なかったのですが、最近は樹脂でもカボションに使えるタイプの金具が出てきたので、この先、もっと種類が増えると思います。

お気に入りを見つけてくださいね。

ピアスからイヤリングに変えるのは簡単

ここまで、ピアスからイヤリングへの変更についてご紹介してきましたが、この作業はやってみると意外に簡単です。

私自身もそうですが、アレルギーがあって樹脂イヤリングしかできないからと自分でこの作業をしているという人も結構いるものです。

道具もすべて100均でそろえることができるのはお手軽で、試してみる価値はありますよね。

アクセサリーというと、ハードルが高い印象もありますが、実際にそれほど難しい工程はないので、気軽にチャレンジしてみましょう。

丸カンを増やしたり、チェーンを付け加えることで長さを出すこともできます。

それも丸カンを開けて閉じる要領と同じなので難しくありません。

丸カンの扱いに慣れたら、さらにおしゃれの幅が広がります。

これまでは可愛いデザインのピアスを見ても、ピアスだからと諦めていたかもしれませんが、これからは、おしゃれなピアスをどんどん探しましょう。

自分で金具の変更ができれば、より愛着もわきますし、おしゃれの幅が広がります。