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ステンレス製の水筒に洗剤が残るのを予防!普段のお手入れ方法
ステンレス製のスリムな水筒は、持ち運びに便利な反面、その洗いづらさに困っているという方も少なくないかと思います。手の小さな子供でもない限り、水筒の底までしっかりと手で洗うのは難しいものですよね。
毎日、水筒の底までしっかりと綺麗に洗うためには、長めの柄がついた水筒専用のスポンジやブラシを使う方法がオススメです。ステンレスが傷ついてしまうと、そこから腐食してしまう原因にもなりますので、柔らかめのタイプを使用します。
●水筒の普段のお手入れ方法
まずは水筒の各部品とボトル部分をすべて分解して、それぞれ食器用の中性洗剤で丁寧に洗うだけで十分でしょう。ここですすぎが不十分だと、水筒の中に洗剤が残ることになりますので、泡が残らないようにすすぎましょう。洗った後は濡れたままにせず、毎回しっかりと乾かします。
市販の水筒を洗うグッズとしては、100均などにもあるトングのような形状のスポンジつかみを使用するのもオススメです。
ステンレスの水筒に洗剤が残るのが不安な時の部位別の頑固汚れの洗い方
ステンレス素材の水筒には、毎回きちんと洗剤で洗っていても、茶渋などが残ってしまうことがあります。洗剤だけでは落としきれない頑固な汚れには、酸素系漂白剤やクエン酸を使う方法もあります。
●頑固な汚れに対しての水筒の洗い方
水筒のボトルを立てた状態でぬるま湯を注ぎ、普段使っている食器用の中性洗剤と、酸素系漂白剤を分量どおりに入れます。そのまま30分位おいたあとは、洗剤などが残らないようにしっかりとすすいでから乾かします。
水筒のフタやゴムパッキンなどの細かい部品も、酸素系漂白剤につけることで綺麗になります。30分位つけおきしたのち、すすいでから完全に水分を乾かします。
水道水で洗っているうちに、水道水に含まれるカルキの成分が水筒の内側に付いてしまうことがあります。この場合は、少量のクエン酸とぬるま湯をボトルに注ぎ、2~3時間ほどそのまま放置したあとに、しっかりとすすいで乾かしましょう。
ステンレスの水筒に洗剤が残るのが心配!使用してはいけない洗剤について
みなさんの中には、水筒の茶渋などの頑固な汚れを落とす目的で、普段から酸素系ではなく塩素系漂白剤を使用しているという方もいるかと思います。たしかに、調理器具や布巾などの殺菌や漂白を効果的に行うことに長けている塩素系漂白剤を使うことでも、茶渋などの汚れを落とすことはできますが、ステンレスの水筒に関して塩素系漂白剤を使用することに関しては、注意したい点がいくつかあります。
塩素系漂白剤は酸素系漂白剤よりも漂白殺菌効果が非常に高いため、より短時間で確実に綺麗にすることができる反面、使用方法を間違えると、ステンレス製のボトル部分だけでなく、ゴムパッキンの劣化につながる恐れがあります。
手元に酸素系漂白剤がなく、どうしても塩素系漂白剤を使用したい場合は、使用量を守ってボトル部分の洗浄のみに使うか、ゴムの部分はつけおきする時間を短めに設定するようにしましょう。
水筒を綺麗な状態に保つお手入れのポイント
ステンレス製の水筒をなるべく綺麗な状態のままで保つためには、日々のお手入れの中で気をつけたい点がいくつかあります。
●ステンレスの水筒を綺麗なままで保つ方法
・各部品は毎回すべて分解して洗う
・頑固な汚れを残さない
・柔らかいスポンジで丁寧に洗う
水筒を洗う際に、すべての部品を取りはずすのが面倒だからと、フタとボトルに分けただけで大まかに洗っていませんか?その洗い方を繰り返すと、ゴムパッキンの裏側などに溜まった水分からカビや菌が繁殖したり、洗剤のすすぎ残しにもつながりますので、面倒でも毎回きちんと各部品を分解してから洗いましょう。
茶渋などの頑固な汚れは、きちんと落としきらずに放置することで、ますます落としづらくなりますので、酸素系漂白剤などを使って定期的に洗浄する習慣をつけましょう。
ステンレス製の水筒を長持ちさせるためには、なるべくボトル部分に傷を付けないようにすることが重要となりますので、洗う際には硬いスポンジなどでゴシゴシと力を入れて洗うのは避けましょう。
水筒に洗剤が残るのが不安なときはクエン酸を使ってみよう
今や100均などでも簡単に手に入るようになったのが、とくに水場のお掃除に大活躍すると評判の高いクエン酸です。クエン酸は水道水に含まれるカルキ成分を落とすのに役立つだけでなく、ステンレスの水筒の汚れを落とす際にも使うことができます。
たしかに漂白剤を使うことで、こびりついてしまった茶渋なども、擦らず簡単に取ることができますが、中には口に入れる飲み物を入れる容器という性質上、中に洗剤が残る可能性や漂白剤のニオイ残りなどを考えると、なるべく避けたいという方もいることでしょう。
水筒のボトルを立てた状態でぬるま湯とクエン酸を適量加え、そのまま数時間放置したのち、水でしっかりとすすぎます。茶渋汚れの気になるゴムパッキンなども、同じように数時間つけおきしてから、洗剤で丁寧に洗いましょう。
ステンレスの水筒は、日々のお手入れさえ怠らなければ、長く使うことができる便利な道具でもありますが、水漏れやパッキンの汚れなどが取れづらくなってきたと感じたら、部品交換をするという方法もありますので、使用頻度に合わせて上手に活用してみてくださいね。