マスクの効果を紹介。保湿などの嬉しい効果とマスクの選び方

マスクをするメリット。保湿効果も嬉しいポイント

今までは風邪予防や花粉症対策としてマスクをしていた人が多いと思いますが、2010年以降から徐々にこのような目的以外でもマスクをする人が増えてきました。

季節に関係なくマスクをする、という人も少なくありません。

これほどマスクユーザーが増えたのは、マスクをすることによるメリットがあるからです。
マスクをするメリットを見てみましょう。

●保湿効果

マスクをしていると、自分の呼吸が閉じ込められる状態になるので、呼吸による湿度でマスク内が潤います。

乾燥が気になる季節でも、マスクの中は湿度が保たれているので、肌や喉の乾燥が気にならなくなります。
喉の不調は乾燥から来ることが多いので、菌を抑えることが出来ます。

●口臭予防

乾燥を防ぐことは、保湿や菌を抑える効果だけではありません。

口の中が乾燥すると、菌が繁殖する原因となります。
この菌が口臭の原因にもなるので、乾燥すればするほど口臭が気になるようになります。

マスクで湿度を保つことで、口臭の原因となる菌も抑えることが出来るのです。

●美効果

女性の中には、美に関する理由でマスクをしている人もいます。

例えば隠す役割です。
化粧していないすっぴんを隠したり、コンプレックスを隠すためにマスクをしている女性も多いです。

マスクをするだけで、簡単に顔の半分が隠せるので便利ではありますよね。

また、顔の半分を隠すことで顔を小さく見せてくれる効果もあります。
輪郭の大まかな部分が隠れるので、かなりの小顔効果が期待出来ます。

マスクの保湿効果は寝る時もおすすめ

なんと言ってもマスクをするメリットは、保湿効果があることです。
保湿の効果は、起きて活動しているときだけではなく、寝ているときでも効果を感じることが出来ます。

私たちが寝ているときは、冷暖房の空気などによって、実感している以上に乾燥しています。
起きたときに、なんとなく喉の調子が悪いことありませんか。
それは、寝ている間に喉まで乾燥してしまっているからです。

寝ているときにマスクをすると、肌や唇の表面的な乾燥だけではなく、喉の乾燥まで防いでくれるのです。

喉や鼻の粘膜の乾燥を防いでくれると、不調を感じなくなるだけではなく、風邪そのものの予防にも効果的です。

寝ているときは、起きているときに比べて唾液の分泌も少なくなります。
分泌が少なくなるということは、必然的に乾燥しやすく風邪を引きやすい状態となります。

マスクをするだけで寝ているときまで風邪予防になるなら、ウイルスの活発になる季節も乗り切れそうですね。

しかし、寝ているときのマスクはデメリットもあるので注意が必要です。

これは寝ているときに限りませんが、マスクによる違和感を感じることです。
マスクをすることで息苦しさや圧迫感を感じたり、ゴムが耳に当たって痛みを感じたりすると、どうしても質の良い睡眠が出来なくなってしまいます。

違和感から夜中に目を覚ます方もいるようなので、元々眠りの浅い方にはマスクをしての睡眠はあまりおすすめではありません。

また、マスクの保湿効果が逆効果となってしまうこともあります。
マスクの中はいつも保湿された状態となっていますが、それは湿度が高いということでもあります。

湿度が高いマスクの中は、雑菌が繁殖しやすい場所でもあります。
そのため、ニキビなど肌トラブルを引き起こす可能性もあるので、肌に異常を感じた場合はマスクの使用を控えるようにして下さい。

保湿効果の高い保湿マスクも色々あります

マスクと一言に言っても、様々な種類のマスクが販売されています。
女性をダーゲットにした香りつきのマスクや、メイクの崩れにくいマスクなどもあるほどです。

マスクと言うと白というイメージがありますが、カラーバリエーションも豊富になってきましたね。

普通のマスクよりも保湿効果に優れたタイプもあるので、ここで紹介していきます。

●保湿シートタイプ

マスクのポケットに保湿シートをセットするだけで、長時間に渡って一定の湿度をキープしてくれます。

冬の特に乾燥が気になる季節や、オフィスや車内、機内などの乾燥が気になる場所での使用がより効果的です。

使い捨てタイプと、洗って再び使用出来るタイプがあるので、使用頻度に合わせて選んでみましょう。

●保水液タイプ

保水液をシートに浸透させて使用するマスクです。
だいたい保水液が浸透するまでに10分程度の時間が必要なので、事前に用意しておくとすぐに使用できます。

保水液は、高い保湿性がありながらサラサラした使い心地なので、肌に液が付いてもベタつきを感じることなく使用出来ます。

●睡眠時用タイプ

先ほども説明したように、寝ているときにマスクをすると、息苦しさやゴムの痛みで睡眠の質を低下させてしまうこともあります。

しかし、睡眠時用のマスクは睡眠の質を低下させないように設計されているので、安心して寝ることが出来ます。
圧迫感を改善するために、通常のマスクよりもゆとりがあるので、反対に日中は使用しにくいと感じる方が多いようです。

苦しさを感じることなく保湿はされるので、寝るときにマスクをしたいという方は昼と夜で使い分けるといいかもしれません。

寝る時のマスクは大きめでゆったりがいい

寝るときのマスクは、ゆったりと余裕があり、顔半分が隠れるくらい大きめなサイズがおすすめです。

隠れる範囲が大きい方が、より高い保湿効果が期待出来ます。
寝ていると寝返りでマスクが多少ズレてしまっても、気付かずにそのままということもあり得ます。

これでは保湿効果を減少させてしまいますが、大きめのマスクであれば少々ズレたとしても十分な範囲を覆い続けてくれます。

朝まで保湿しながら寝ることが出来るのでおすすめです。

肌の乾燥は、小じわやたるみなど女性の大敵となる肌トラブルを招きやすくなります。
マスクで保湿を習慣にすると、肌年齢も若々しくキープすることが出来ます。

風邪予防の効果ももちろんですが、いつまでも綺麗でいられる効果も女性にとっては非常に嬉しいですね。

マスクの効果や用途に合わせた選び方

マスクには効果や用途が違った種類もあります。
たくさんの種類の中から自分に合ったマスクが見つけられると、さらに使い心地を向上させられるはずです。

●ガーゼタイプマスク

柔らかく肌当たりの良いガーゼマスクは、洗って何度も繰り返し使用することが出来るので、非常に経済的です。
毎日のようにマスクを使用する方は、繰り返し使えるタイプは嬉しいですね。

保湿や保温の効果には優れていますが、細かな花粉や菌をブロックすることは期待出来ません。
ガーゼの目から花粉などが入り込んでしまいます。

●ナイロンマスク

通気性の良さが特徴のナイロンマスクは、暖かな季節に最適です。
仕事柄マスクを使用することの多い方は、暖かい季節のマスクの使用は息苦しさを感じることもあると思います。

季節によってマスクの素材を使い分けてみると、ムレなどの悩みを解消出来るかもしれません。

●不織布マスク

2019年現在では、最も多く使用されているマスクです。
使い捨てタイプなので、いつも清潔なマスクを使用出来ます。